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問題解決のスピードの向上

UPDATE

2022.02.10

人は普段考え事をしていて、行き詰まってしまうことがある。あるいは、考えているつもりでもただ単に悩んでいるだけということもある。この状態だと、多大な時間を費やした割には何も進んでいないという事態に陥りやすい。この事態が仕事で起こったときは「時間を無駄にしてしまった」と後悔することが多い。かくいう私も、気を付けていないとこういう事態に陥りやすくなる。

このような事態を防ぐにはどうすればよいか。本などを読み消化した結果、最近は以下を意識するようにしている。

 

①考え始める前にそのプロジェクトの目的を書き出し、常に視界に入る場所に置いておく。

→作業に没頭して本来何をしたいか忘れることを防止するための策。

②あれこれと脳内で考えるよりも、気軽に書き始める。

→どんなにまとまっていない状態でも、それを書き出すと考えが整理されやすい。

③考えが詰まって5分経ったら別の視点で考えるorそれも無理なら一旦別の仕事に取り掛かる

→考えているようで悩んでいるだけの時間の発生を防止する策。

 

また、せっかく考えが進んだと思っていても、思い違いをしていたり、急ぎすぎたりしてまた最初から考えなければならないというのも陥りやすい事態である。このような事態を防ぐために、以下も意識しなければと思っている。

 

①事前準備に時間をかける

→例えば分析や調査をするとき、その手法の選定などの事前準備を怠ると結果の信頼性はない。そうするとその結果を出すためのプロセスは無駄になる。

②仕事を1つ1つ集中して取り組み、目標地点まで完結させる。

→複数タスクを抱えているとAの仕事をしながらBの仕事も気になってしまい集中できない場合があるが、それはミスを起こしやすくなる。

 

以上のような当たり前のようで普段意識するのを忘れてしまいそうなことを徹底することで、問題解決のスピードは向上するのではないか。

 

河﨑 実涼