by 遠山 峰輝
by 遠山 峰輝
by 遠山 峰輝
UPDATE
2023.01.22
「人生いつでもこれから!」。私の好きな言葉だ、本来はしっかり計画を立てて思いを遂げるために一歩一歩がんばらなければいけないのだが、気持ちが入らない、うまくいかないことが多い。そんな時、当然後悔の念にかられる。「こうすればよかった、ああすればよかった・・・・自分は何をやっていたのか!」。でも反省はしても後悔や自己攻撃ばかりしても仕方ない。そんなときに心の中で発する言葉が「人生いつでもこれから!」。ま、都合のいい言葉ではある。人は生きているとリセットしたくなることがある。正月に初詣をするのも、多くの人がリセットしたいからだろう。そんな生き方リセットにいいのが「雪の温泉」だなあと思う。
この週末は金曜から休暇を取り息子と函館/と洞爺湖の温泉にきている。息子は現在28歳であるが、日本の大学を中退、米国の大学の映画学科を卒業、その後帰国、「短編動画」に関する会社を友人と創業に至る。海外から短編動画を集め、それをアプリで配信しているが、いつも経営的には綱渡りで投資家からの資金調達も大事な業務の一つとなっている。現在は渋谷周辺に狭いアパートを借りているが、在宅勤務ブームということもあり、自宅兼オフィスと化しているらしい。仕事柄、常に短編動画を調達、翻訳するなどの作業で、仕事と、そしてお金に追い立てられているという感じなんだろう。カップラーメンの食べ後が家の中でごろごろ・・・・結構綺麗好きなんでそんなことはないと思うが、そんなイメージが頭に浮かぶ。「お父さんもそうだった、若いうちはがんばれ!人生そんなもんだ!」などと話をしているが、大変なんだろう。そんな中で、最近資金調達に成功したらしく、「これで一年くらいは生きていける」、と聞いたので、このタイミングで気分転換をしたらどうかという親心で半ば強引に北海道の温泉に誘った。寒くて雪が降る中、露天風呂に入るとなんか心が洗われると同時に、すっきりした頭で自分を見つめなおすことができる。一緒に風呂に入っていると、息子は「ふうう、はあ、・・・いいなあ、・・・・」心が浄化されているようだった。というのは一日目の函館で、二日目の洞爺湖での夜は(昨晩)、夜中まで仕事をしていたようだ・・・・。せっかく温泉に来たのだから!といいたいが、真剣に好きなことをやっているんだし、ま、昔自分もそんなもんだったなあということで。
私も前職に入社して仕事が本当に大変だった時期に、気分転換に鬼怒川の渓流沿いの温泉旅館に一人で行ったことがあった。その日急に雪が降りだし、渓流沿いの露天風呂で雪見酒を飲んだ。そういえば、この時初めて、桶に熱燗を入れて温泉につかりながら酒を飲む体験をした。「雪の温泉」は心のリセットには最高だ。時にはリセットしてまたまたがんばろう!
息子がやっている会社、動画のサイト。興味あれば是非会員に・・・
https://lp.samansa.com/
遠山峰輝