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スタッフアイズ
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UPDATE
2023.04.14
マーケティングや経営戦略において、バリュー(価値)だけではなくパーパス(存在意義)という概念も注目されています。パーパス経営は企業が持つべき価値観や目的を表現し、消費者や社会とのつながりを強めることによって、ブランド価値の向上や企業の社会的価値の向上を目指すことにつながります。
医療機関の場合は、そもそもの成り立ちとして、社会インフラとしての役割があるので、パーパスは明確ですね。
医療機関がパーパスとするべき点としては、患者の健康を守ることに加えて、地域医療に貢献することも挙げられます。地域医療とは、地域住民が健康で安心して暮らせるように、医療機関が地域の健康を守るための取り組みを行うことです。例えば、健康診断や予防接種、講演会などのイベントの開催、地域と連携してヘルスリテラシーを高める活動を行うことなどで地域医療に貢献し、病院の存在意義を高めることができます。
こうしたバリューやパーパスの設定は、もちろん自分たちで行うこともできますが、第三者的な視点でかかわるコンサルタントの活用も一つの手段です。
コンサルティング会社は、医療機関(企業)の強みや弱みを分析し、適切なバリューやパーパスを設定するための支援を行いますし、具体的な取り組みやプロジェクトを提案することで、パーパスを具現化する支援を行うこともできます。
経営支援や今の困りごとへのかかわりだけでなく、将来のバリューとパーパスの設定とその実行へのサポート、パートナーという視点でも、コンサルティング会社を活用してみましょう。
石井富美