by 遠山 峰輝
by 遠山 峰輝
by 遠山 峰輝
UPDATE
2018.10.13
働き方改革が騒がれる中、企業としてどのように取り組めばいいのかという視点が重視される一方、個々人は何を意識して、どうこれに向き合えばいいのかということを考えてきた。自分は決してこれに対して教育的なことを言う立場でも、その能力を持っているわけでは決してないが、前回、前々回と最近、自分で何を意識して、結果どう変わったのかということを自由に書いてきた。前回は「ルーチン化はモチベーションを高める」ということだった。今回は「計画性はモチベーションを高める」ということを書きたい。
社内ではスケジュールを共有化するためにデスクネッツというソフトを使っている。お互いのスケジュールを見えるようにするためである。もともとの目的は、顧客とのアポを入れる際に自分のスケジュールを確認する、社内でミーティングを予定する際にメンバーのスケジュールを確認して、アポを設定するなどのためである。いずれも、アポの重複を避け、スケジュール設定の効率を上げることが目的であるが、このスケジュール管理ソフトは仕事の効率を上げるために多いに役立つということが最近の発見だ。それは毎日やるべきことを時間で区切り、その内容をしっかり記載するということである。他人とのアポだけではなく、個人のデスクワークに関しても記載するのである。遠山の場合にはいつも日曜日に翌日月曜から一週間分の仕事内容と日時を記入するようにしている。当たり前のことのようなのだが、これによって仕事にリズムが生まれ、一つ一つ前に進む感じがモチベーションを高めているように思える。さらに、これには大きな副産物が生まれた。日曜にスケジュールを組むと、意外に時間があることに気がついたり、この仕事は一時間で終わらせるべきだなどと考えることもある。やるべきことを頭の中に置いておくのではなく、見える化することにより、生産性を上げる方向に心理が働くわけである。ま、このような話は当たり前で実践しているという方も決して少なくないと思うが、自分にとっての発見だから、書いてみた。今後もこの習慣を続けていきたい。
遠山峰輝