by 遠山 峰輝
by 遠山 峰輝
by 遠山 峰輝
UPDATE
2019.03.31
先週の日経ビジネスの特集は「凄い人材確保」。世の中、人材不足というけれども、本当なのか?人材不足の中、人材確保に成功している企業、或いは業務を効率化して人材不足を凌いでいる企業などが紹介されていた。
その中で、面白かったこと。「佰食屋」という飲食店の話。メニューはステーキ丼などランチのみ。何が面白いかというと、店名の通り、100食売れたら店は終了だそうだ。つまり100食売ったら、何時だろうとアルバイトや職員は帰ることができる。よく、○○食限定のメニュー、ラーメン店などで○○食で終了というのを見かけることがあるが、その多くは、食材の調達が限定されていたり、或いは、マーケティング上、貴重であることを訴えるなどが目的であるケースが多いが、ここは人材確保が最も重要な目的なんだそうだ。
遠山も学生の頃深夜まで営業する飲食店で働いていたが、正直、閉店間際に入ってくるお客は好かない。閉店の前から片づけを始め、閉店と同時に家に帰る!というパターンを崩したくないからだ。おそらく「ムッ」とした顔であったろう。ところが、佰食屋、100食限定となると「もう少しで100食、がんばれば早く帰れる!」というわけで、最後の方の顧客には笑顔で接することができるらしい。職員のモチベーションも上がり、接客もよくなり、早く帰れてうれしい。こんなところに人が集まるようだ。
弊社も基本、「やることやっていれば何時に帰ってもいい」のです。皆、生産性を高めて、早く帰ろう!そして仕事以外のことに時間を使おう!
遠山峰輝