STAFF EYE'S

スタッフアイズ

目標達成をするためには達成するための行動が実施することが必要になります。当たり前ですが、頭で考えているだけで目標達成は出来ません。しかし、行動するためには頭で思考しなければなりません。正しい行動をしようと思えば正しい思考をすることが必要です。頭で思考できていないことは行動に移すことは出来ません。

正しく思考して行動に移すには、思考していることを手書きで書くことが重要になります。現在はパソコンやスマホが当たり前の時代ですが、｢入力した｣ことよりも「手書きした」内容の方が記憶に残るという経験をしたことはないでしょうか。行動に直結するような深い思考をするには紙に手書きすることが重要です。体操の内村航平選手は、自分の演技構成を細かくノートに書いて練習しているのは有名な話です。

では、目標達成するためにはどのようにしていけばよいのか。いきなりは目標達成できませんのでスモールステップで継続して進めていくことが大切です。スモールステップの単位を「1日」と捉え進めていきます。1日をマネジメントするために日誌を書くことを提案します。

日誌は、毎日の気付き、小さな成功、失敗と改善策や翌日に準備することを文字にして記していきます。毎日、日誌を書くということは、毎日「考える＝イメージトレーニングする」時間を持っているということです。毎日、あるテーマについて一定の時間をとって静かに真剣に考えることで、偶発的ではない、行き当たりばったりでもない、強い意志が込められた目標達成が可能になります。実際に名経営者、偉大な指導者、金メダリストに共通しているのは、彼らの多くが「日誌・記録・メモを書いていた」という点にあります。

日誌は、「今日良かったこと」「もう一度やり直せるなら」「自分仕事（目標）の成功のために行う事」の3項目を毎日書くことから始めましょう。

髙橋俊一